つぶろぐ。

その時の自己顕示欲に忠実。

【USMコンセプトパ】ゴンゴンゴンゴンゴンゴン

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S8お疲れ様です!

 

今回は、S8後半で回していた名前縛りコンセプトパーティの紹介記事です。ここまで色パ・NPC使用パと回してきましたが、ポケモンの名前で統一パーティを組むのはこれが初めてになります。

 

・構築の経緯

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ポケモンレート実況では、マッチング時に相手のパーティのポケモン名を読み上げる人が大半だと思います。そうした動画を見ながら、「声に出して読みたいパーティ」を作ってみようと考えました。

「ゴン」は最終進化5匹に加えて進化前だがメジャーなポリゴン2を含めて丁度6匹、なおかつ全員名前が「〇〇ゴン」で終わる形となっていて韻を踏んでいること、またこんな並びを採用するのに縛り以外の理由がないだろうということで対戦相手にとってコンセプトが分かりやすいことが採用理由です。

 

・絶望

えー見てお分かりの通り、めっちゃくちゃ弱そうです。実際弱かったんですが、構築段階で欠陥しかないなこれって感じでした。

だからといって、最初から勝利を捨てて戦う、というのはあまりにも対戦相手やポケモン達に申し訳ないので、このパーティで最大限勝つためにはどうしたらいいか、しばらく考えました。

まず弱点があまりにも偏っている上、数値受けといっても裏にも格闘が刺さる相手にポリ2を受け出したら当然死にますし、サイクル戦は不可能。積もうにも単独では耐久が心許ないため、誰かで起点を作って誰かの火力で全抜き、という形でエースを通す構築を組もうと考えました。以降は個別解説で説明していきます。

 

・個別解説

ジュゴン @ヨプのみ(あついしぼう

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能力値: 191(252)-xx-145(252)-xx-116(4)-90

技: ぜったいれいど、アンコール、ほろびのうた、みがわり

 

そこそこにはある耐久を活かして、身代わりの裏から零度を連打するだけのポケモン

アンコや滅びなど流し性能の高い技も覚えるため、無理やり1匹持っていったり強力なポケモンの居座りを阻止したりなど、地力ではどうにもならない相手に少しでもワンチャンを残すための枠として育成しています。

まあでもそんな細すぎる勝ち筋しかない試合に当然勝てるはずもなく、そもそも零度が全っ然当たらない。滅びを入れたはいいが普通に居座られて滅ぶ前にこちらが試合的な意味で滅ぶなど、何だろう相方が悪かったよねこれはといった感じでした。

格闘一貫の中で試行回数を稼ぐためヨプを持たせましたが、他のパーティに組み込むなら残飯で粘りつつ毒と後は普通にウエポンがあっても良かったかもしれないです。選出率6位。

 

カビゴン @こだわりハチマキ(あついしぼう

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能力値: 235-178(252)-86(4)-xx-162(252)-45

技: おんがえし、じしん、ばかぢから、ヘビーボンバー

 

低速選出のエース。恩返しの採用理由は反動とかではなく単純に遺伝忘れなので、鉢巻カビゴンを採用するのであれば捨て身にしない理由は特に無いです。

恩返しだと等倍H153-B100まで確1なのに対し、捨て身ならH180-B100まで確1(H振りミトムが50%乱1ってラインです)と、並以下の耐久には問答無用で確1、取れてなくても致命傷は入るので、他のポケモンで岩鋼霊を取り除き一貫を取ることができれば、大活躍が期待できるポケモンです。

ヘビーボンバーはミミッキュ意識で、皮さえ破れていればたとえ一番硬いHB特化だったとしても確1、ミミッキュZをこちらは確定耐えするため、ポリゴンZが倒された後のラス1対面では非常に強かったです。ちなみにこの対面のミミッキュはほぼ剣舞から入ってきます。悠長になります。

特殊方面は滅法硬いため、パーティ解散後もサイクルなど活躍が見込めそうなポケモン。選出率3位。

 

フライゴン @きあいのタスキ(ふゆう)

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能力値: 155-167(252)-100-xx-101(4)-152(252)

技: おいかぜ、じしん、りゅうのまい、ドラゴンクロー

 

この構築の要と言うべきポケモン。絶妙に足の遅いポリゴンZを、安全に上からZテクスチャーさせるための起点を作る役割を果たします。

最初はフライゴンらしさとして蜻蛉を採用していましたが、上から蜻蛉すると結局ポリゴンZが一発殴られてしまうため、追い風を見て相手がこちらを倒さず逆起点を試みている場合には竜舞地震で自ら突破するという型に変更しました。タスキ貫通のつららばりを持つマンムーパルシェンよりも速く、礫で仕留めに来るためタスキで生き残り、安全に追い風を残せる安定感は心強かったです。

後ろにクチートのように相性補完に優れた相方がいれば蜻蛉も採用の余地があると思います。

ちなみに、バシャーモ相手にはタスキ追い風→地震という処理ルートがあるんですが、コジョンドにめっぽう弱い。コジョンドに限らず猫+何かでフライゴンが追い風を残せずに倒されると、ポリZもノーマルタイプのままになり一貫が取られてしまい easy lose といった形です。

 

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初手でこのような夢の対面が発生したことが2回。どちらも試合には勝利し、フライゴンは雪辱を果たせたのかな?という結果になりました。やっぱりフライゴン先発でガブリアス先発に勝つのは最高だぜ。もう気が狂うほど気持ちええんじゃ。(対面でフライゴンが殴り勝ったとは言ってない)選出率堂々の1位。

 

ヌメルゴン @とつげきチョッキ(そうしょく)

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能力値: 193(220)-101-91(4)-162(252)-191(28)-101(4)

技: ヘドロウェーブかえんほうしゃ10まんボルト、フェイント

 

自分にとっては使い慣れた草食チョッキヌメルゴン。本来は更に使い慣れた草食物理チョッキヌメルゴンのつもりだったのですが、範囲がフライゴンと被るため、補完技枠兼特殊受けとして採用しています。

特化眼鏡テテフのPF込みサイコキネシスや、アイテム補正の無い特化テテフのムーンフォースあたりを確3に抑えこむ特殊耐久で、こちらの火力も心許ないながらなんとか殴り勝つ、といった起用になっています。

耐久無振りコケコに対してヘドウェ(これ単体で6.2%乱1)+フェイントで6割落とせる、という微妙な数字なので、どうせならここで確定が取れるラインに能力を調整したほうがいいかもしれません。ちなみに相手からのマジシャは確4です。

また、あまりないもののミリ耐え対面になった時に、フェイントはより上から入る先制技であるというのも偉いポイントです。とはいえ一致切りのため殴り勝てない試合も多く、選出率5位。

 

ポリゴン2 @しんかのきせき(トレース)

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能力値: 191(244)-xx-156(252)-xx-115-82(12)

輝石→ 191-xx-234-xx-172-82

技: じこさいせい、イカサマ、でんじは、トリックルーム

 

カビゴンに最高のパフォーマンスを発揮してもらえるようトリルを始動させる役回り+α。何故トリルと相性の悪い電磁波?というところですが、このパーティがキツい相手に大概毒が刺さらないこと、とっとと押し切って試合を決めたいので毒殺を待っている暇がないこと、トリルしなくても裏に置いとくだけで重宝するので足止め技もあったらいいかな、ということなど、まあ総合的に便利だと思ったからです。

受ける能力は素晴らしいのですが、今回はイカサマしか打点が無いので、トリルの後イカサマの刺さらない相手の起点にされやすく、またトリルエースが同じく格闘弱点のカビゴンということもあり、選出をミスると最悪の形でポリ2を失いカビゴンも上から殴られ終戦。という試合もありました。

自主退場がないので、一般的な技である放電や冷凍ビームを入れれば良かったかな、と思いました。あるいはこのパーティなら、格闘に刺さるサイコキネシスという選択肢もあったかもしれません。重かったの大概サブ闘か超等倍のルカリオやぞ

トレースの利点としては、相手の強みがそのままこちらの強みになる点(受けループに多い防御系特性に特に有効)と、ピクシーなど特性の択があるポケモンの素性を暴けることがあります。暴いたところで勝てない試合も多かったです。いうてDLでも勝ててません。はい。グンチガルーラのA上昇を逆手に取って2回攻撃イカサマで突破したときはもう気が狂

選出率4位。

 

ポリゴンZ @ノーマルZ(てきおうりょく

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能力値: 161(4)-xx-187(252)-95-156(252)

技: シャドーボールれいとうビーム、テクスチャー、わるだくみ

 

表選出のエース。一般にはZテクスチャーのタイプは電気氷で補完がいいため電気が多いらしいのですが、あまりにも格闘が一貫することを考慮し一貫切りのために霊を採用しました。

フライゴンが追い風を残してくれていることが大半なのでS312相当でほぼ確実に上からABCDS↑を引き、本来なら受からない技も受け切るという立ち回りをしていました。レボルトの格闘Zを透かすのに成功したときはもう気が

霊との対面の際、相手の初手は霊打点から来ないためZでタイプを変えた最初の攻撃で弱点被弾する可能性はほぼ無く、よほどそれまでに相手に積まれたとかでなければある程度の行動保証がされていることも良かったと思います。

積みポケモンの宿命ですが、強制交代や欠伸などの流し技、メタモンによる乗っ取り、天然ヌオーなど厳しい相手も少なくなかったです。

とはいえ、メジャーではランドロスを始めとした圧倒的に強い相手も多く、勝ち試合のほとんどにポリゴンZが関わっていました。基本セット選出なのでフライゴンと並んで選出率1位。

 

・戦術

個別解説の通りなんですが、

 

先発フライゴン追い風→ポリゴンZで全抜きを試みる→残りをカビゴンとかヌメルゴンで受けつつ倒す

 

または

 

先発ポリゴン2トリル→鉢巻カビゴンで全抜きを試みる→ジュゴンヌメルゴンをクッションとして使いつつカビゴンの一貫を取る

 

みたいな流れを考えていました。反省すると、Z選出の方でも電磁波ポリ2は役割を持てたかな、と思ってます。あとは、ジュゴンがただの運ゲマンだったので、もう少し運に頼らず起点作りができたらな、という感じです。もう少し選出パターンの幅を広げられれば勝てた試合も増えたかもしれません。

 

・結果

冒頭でも晒してますが、13勝23敗のレート1342フィニッシュです。シーズン中盤

レート1453からレリセをせずそのまま潜ったので、スタート地点を含めて一度も15帯に返り咲くことはありませんでした……

しかしながら、このパーティでやれる限りのことはほとんどできたかな、と考えている面もあります。低い目標ですが、もっと負け越してもおかしくないと思っていたので……

 

えー今回はこんなもんです。もし他にこのパーティでもっと勝てそうな戦術があったら教えてください。以上です。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!!!