つぶろぐ。

その時の自己顕示欲に忠実。

【人体実験】新生活を記念して1日10万歩の旅をしてきた【苫小牧室蘭間78.5km1日徒歩】

 

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つぶグミはいいぞ。です。

 

https://2293iswell.hateblo.jp/entry/2020/07/11/%E3%80%90%E4%BA%BA%E4%BD%93%E5%AE%9F%E9%A8%93%E3%80%91%E3%83%8E%E3%83%AA%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%A71%E6%97%A511%E4%B8%87%E6%AD%A9%E6%AD%A9%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F%EF%BC%81

かつて、札幌から苫小牧までの74.7kmをやらかしたつぶグミさんでしたが、

またやらかしました!!

 

今度は、北海道の苫小牧駅から室蘭駅まで、お散歩をしてきました!

 

https://apps.apple.com/jp/app/adidas-running-%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0-%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0/id336599882

ところで、今回からランニング向けのアプリをダウンロードしたので、距離や時間を正確に測れるようになりました。

 

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日時: 2021年4月24日(土)

距離: 78.51km

時間(休憩除く): 15時間40分12秒(11分58秒/km)

時間(休憩含む): 16時間55分42秒

消費カロリー: 2,606kcal(成人男性1日分)

 

こんなところ。

また、この日は特別ゲストとして「あみちゃん」との対決をしていたのですが……

 

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あみちゃん: 時速5km = 12分00秒/km

なんとか勝利できました!!!!!🏆

 

あみちゃんかなり怪物だと思いますよ。だって間違いなく我々より背が低いから歩幅も短いはずだし。身長169cmの成人男性でも意識しないと維持できない速度で歩いてるとは、果たして何者なのだろうか。我々はその謎を確かめるために胆振地方へ向かった。

 

本編

 

ではでは、撮り溜めた写真を放出しながら旅を振り返っていきます!

出発からの時間は、休憩を含めた総時間で記載しますね。

 

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前日22:58(出発まで1時間14分): 札幌駅

徒歩部のは早い。

17時半に定時退社を成し遂げた新社会人のつぶグミさんは、私服に着替えて夜ご飯を食べてから、札幌駅にやってきました。

終電の1本手前の電車に乗り込み、南へ。

既に快速エアポートは運転を終えている時間ということもあり、普通列車がかなり混んでました。3両編成とはいえ、北広島駅あたりまで立ち客がいるレベルでしたね……

 

00:12 : 【出発】苫小牧駅

https://2293iswell.hateblo.jp/entry/2020/07/11/%E3%80%90%E4%BA%BA%E4%BD%93%E5%AE%9F%E9%A8%93%E3%80%91%E3%83%8E%E3%83%AA%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%A71%E6%97%A511%E4%B8%87%E6%AD%A9%E6%AD%A9%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F%EF%BC%81

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9ヶ月前の限界徒歩のゴールへ。第1章のゴールが第2章のスタートなのってめちゃくちゃ熱くないですか?????

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前回のゴールは北口でしたが、自由通路を渡って今回は南口から歩き始めます。

 

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アプリの計測もここでスタート!

 

00:20(出発から8分): 早すぎたウポポイ

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駅の南側で国道36号線に合流。札幌からずっと伸びてきた国道で、苫小牧まで来た日もずっと歩いてきた道ですね。

そんな場所でいきなり「→ウポポイ 27km」という看板が。実は新千歳空港あたりからあるみたいなんですが、その辺を歩いた当時(2020年7月5日)はまだウポポイがオープンしていなかったので白塗りにされてました。凹凸があって辛うじて「あれウポポイだろうなぁ」と読めた感じでしたね。結構公的なお金が入った施設なので、こういうところでの宣伝が激しいがち。役所のポスターとかすごいですよ。

 

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01:11(出発から59分): ゲーミングタイヤと輝くラーメン屋

ひたすら真夜中の静まり返った街を歩いていきます。他が暗いとゲーミングタイヤを売っている店が目立つ目立つ。そんな中、夜中までやっている飲食店もちらほら。夜勤や運転手の人たちでしょうか? ここのラーメン屋、外から見る限り5〜6人の客がおり、店員も3人は見えました。1時台で複数人シフトが回るとは、結構稼げる時間帯なのかもしれないですね。疲れた身体には沁みそうなジャンキーな雰囲気でした。

 

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01:33(出発から1時間21分): しらかば町

航空写真で見ていてこの辺りの環状道路が気になったので、ここで右折。国道を離れて陸側に向かいます。

苫小牧は圧倒的な車社会で、海側の国道36号と陸側の双葉三条通道道781号)という2本の極太な道路が駅の西側方面にひたすら伸びている光景はやはり東西に細長い街なんだなぁという感じがしました。

一応道内では人口4番手の苫小牧ですが、このように郊外の住宅街がひたすら広がっているという構造をしている(これは東側も同じ)ため、北海道にしては珍しく「人口の割にそこまで都会には見えない」のが特徴です。

 

そもそも圧倒的な工業力が売りの街だからね、(商業の街より繁華街が小さく見えるのは)しょうがないね。

 

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01:44(出発から1時間32分): コープさっぽろ パセオ川沿

02:06(出発から1時間54分): コープさっぽろ ときわ店

界隈にスーパーやショッピングセンターのオタクが多いので、サービスショット。双葉三条通沿いには頻繁にこうした小売店が現れるので、車が必要という点に目を瞑れば比較的生活はしやすい街かも。

 

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02:41(出発から2時間29分): 錦岡駅

苫小牧駅を出てから、駅が幹線道路からは離れた場所にあったので青葉駅糸井駅はスルーしていたのですが、市街の端にある駅ということでこの駅の先の踏切で鉄路の南側へ。

小さいながらに綺麗な駅。閑静な住宅街の雰囲気にも合っているかなという感じでした。

 

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03:14(出発から3時間02分): 無人の平原へ

錦岡駅までずっと続いていた住宅街が、ここで突然途切れ、無人地帯に様変わり。

歩道は整備されているが(草まみれでガタガタだけど)街灯は全然無く、通り過ぎる輸送トラックのライトとスマホの懐中電灯機能で辛うじて足元は視認できる程度。

結局遭遇はしなかったけど、もし野生動物が死んでたら踏むまで気付かなかったと思いますね。

 

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03:45(出発から3時間33分): 白老町突入!

ここまで19.1km(11分09秒/km)。

ひたすら暗闇を歩き続けていましたが、ようやく光明が。初日の出を見に行ったことある人なら分かると思うんですが、日の出の1時間前くらいから徐々に東の空が明るくなるんですよね。ようやくライトで足元を照らしながら歩くのも終わりそうです。

 

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03:54(出発から3時間42分): 社台駅

03:57(出発から3時間45分): 社台郵便局

白老町に入って最初の集落が、ここ社台。駅の周りに民家が集まっている以外はここまでと大差無い風景が広がる、小さな街。とはいえトラックが行き交う幹線道路に面しているからか、ちらほらと24時間営業のコンビニがあり、図らずも深夜限界徒歩勢にとってありがたい街でした。

駅のすぐ近くにある社台局には、ウポポイ仕様にカラーリングされたポストが。私はこれを「ウポポスト」と呼ぶことにしました。

 

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04:25(出発から4時間13分): 白老ファーム

どうやら競走馬を育てている牧場のようです。ひたすら広がる平原に柵が置かれている、本州じゃまず見られないような豪快な土地の使い方をしていました。きっと伸び伸びと育つことでしょう。

 

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04:34(出発から4時間22分): ヨコスト温泉

どうやらそこかしこで温泉が湧く団地らしいです。温泉街の雰囲気は無く、Googleマップでもそんな感じはしない、謎多きエリアでした。

白老の市街も近づいてきて、ウポポイの大きな看板が。ここでは左(道なり)となってますが、どう考えても右の方が近道だと思うんだよなぁ……

 

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04:57(出発から4時間45分)トポポイ

世の中では、徒歩でウポポイに到達することをトポポイと呼ぶらしいです。苫小牧駅からならたった5時間弱で辿り着けるので、ウォーキング初心者にももってこいのコースかもしれません。

当然こんな時間なので中には入れませんでした。苫小牧からのトポポイが目的なら、札幌駅の始発(北斗なら06:00→苫小牧駅06:44、普通なら直通で06:08→苫小牧駅07:17)からで全く問題ないと思います。そこから5時間なので、昼には着きますね。

 

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05:15(出発から5時間03分): 白老郵便局

05:21(出発から5時間09分): 白老駅

05:30(出発から5時間18分): 白老町役場

ウポポイから白老駅までは、まっすぐ歩けば10分程度でかなり近隣。今回ウポポイから徒歩20分くらいかかってるのは、すぐに駅に寄らずに郵便局を撮りに行ったからです!

白老町は現在人口1.64万人。道内の町としては比較的大きい方で、全盛期人口は2.44万(1985国勢調査)。一応まだ人口集中地区(DID)も設定されていたりします(推移を見る限り2020国勢調査の結果では解除されてそう)。

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それにしても白老の中心市街を歩いていて気になったのが街並みのオシャレさ。ここ最近は5年で人口が1割減るほどには過疎化に悩まされている街ですが、駅前商店街とされている地区の建物は新しいものも多かったのが印象的です。ウポポイ効果かと思ったらそうでもなく、平成初期からこうした取り組みを続けている模様。

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少なくとも平成元年には、「屋根のない博物館通り」としてここの通りが整備されていたことが分かります。

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ちなみに「屋根のない博物館」とはこういうモニュメントが並んでいる光景を指していて、アイヌ関連でよくモチーフにされる「コタンコロカムイ(シマフクロウ)」が建っていました。3枚目のネコは像かと思うほど微動だにしていませんでしたが、生きてました。

 

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05:45(出発から5時間33分): 白老栄町簡易郵便局

05:53(出発から5時間41分): セブブン

白老町には郵便局が全部で6つあり、さほど大きく迂回をしなくてもその全てを巡ることができます。そんなわけで鉄路を跨いで北側のエリアにやってきました。閑静な住宅街に佇む栄町局は、簡易郵便局(一般に業務委託で運営されており、民家や商店の一角にひっそりと入居している場合が多い)とは思えないほどしっかりとしたつくり。直営局のほとんどに見られるような縦長の看板もありました。フォントを見る限り正規品ではなさそうで、そういう意味でも本気度が窺えます。そしてお馴染みウポポスト

そして気になったのがセブンイレブン。京都や小樽など、街並みとの調和を重視してカラーリングが抑えられているコンビニはよく見ますが、ここはウポポイのデザインにも使われている紺色一色。ウポポイ仕様のセブンなので、「セブブン」と呼ぶことにしました。セブブンのトイレには「小便・大便は便器へ!」との張り紙が。流石に治安悪すぎでは?

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すぐ近くにはツルハドラッグとその残骸が。現役のツルハは道内どこにでもある見た目ですが、古い方は地元のスーパーみたいな雰囲気で郷愁がありますね。

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白老の市街を離れたところで30km地点。タイムは5時間45分07秒(11分30秒/km)。歩き慣れた距離とはいえ、かなり理想的なペースを維持できている気がします。

しばらく歩くと廃墟が目立つようになってきました。1枚目は立入禁止の看板に「日本製紙」とあったので、おそらく工場か何かの跡でしょうか。2枚目は農作物の直売所だったもののようです。

 

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06:22(出発から6時間10分): パ

久しぶりに国道36号に合流し、トラックの行き交う田舎道を歩いていると、気になるの看板が。近づいてみると、パチンコ屋の残骸でした。

 

チンコ

 

はよく見ますが、

 

チンコ

 

って珍しいな?

 

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06:54(出発から6時間42分): 萩野駅

07:02(出発から6時間50分): 萩野郵便局

白老駅から1駅歩いてきました。この辺りまで来ると基本的には特急でしか通らないので、普通しか停まらない駅の名前を聞いてもピンとこなくなってきますね。

 

とはいえ萩野地区は人口規模では白老の中心市街に次ぐそれなりに大きな街。航空写真で見るとかなり山の方まで街が続いているのがわかります。

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しかも早朝の2便だけとはいえ、新千歳空港まで直通バスが出ています。便利(?)

 

萩野駅は跨線橋が2つ並んでいるのが特徴。1つは駅の構内でホームを移動するための橋。もう1つは駅の外で、線路の反対側に行くための橋。

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白老町では、通りの入り口にこういう標識が立っているのですが、手書きの標識があらゆる所に残ってる光景、いいですね……!

 

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07:21(出発から7時間09分): 北吉原駅

到着と同時にキハがやってきました。駅の北側一帯が丸々日本製紙の工場になっている駅。どうやら元々はしっかり駅舎のあった駅らしいですが、合理化に伴ってプレハブ小屋に格下げ。

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線路越しに大きな工場を眺めていると、なんとなくこんな感じに見えませんか????

 

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07:55(出発から7時間43分): 竹浦駅

ひたすら直線を歩いていると、国道36号の札幌から100km地点を示す看板が。最初の70km弱は別日で歩いたとはいえ、もうこんな遠くまで来たんですね……

竹浦の集落は、この国道から伸びる側道沿いに広がっています。国道沿いは交通量も多いですが、側道は住民以外使わないので、悠々自適に庭先に洗濯物を干してるおばちゃんもいて土曜の朝って感じでした。

竹浦郵便局を探すためにちょっと未舗装の道を突っ切ったら「私有地」と書いてあったのに気付きまして、まずいことしたなと思ったら警官と目が合って…… 

 

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カカシでした!!!

 

人生で初めてカカシに騙された気がします。野生動物のこと笑えないや。近くで見ると思いっきりカカシなんですが、遠くから見たら結構それっぽく見えるつくりしてたんですよ(言い訳)

 

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08:02(出発から7時間50分): 竹浦郵便局

もうトポポイからは3時間経ちましたが、まだまだここも白老町ウポポストでした。

この辺りの駅といい、郵便局といい、サイズ感がめちゃくちゃ好きなんですよね。ローカルな雰囲気を出したい創作の舞台にするなら持ってこいのサイズ感かも。

 

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08:39(出発から8時間17分): 【休憩】虎杖浜温泉 湯元ほくよう

8時間が経過。これでようやく労働くらいの負荷ですね。とはいえ、ここまでトイレを除いて座ってすらいない状態だったので、いい加減疲れも見えてきました。そんなタイミングで大きめの温泉を見かけたら、吸引されるしかないじゃないですか!

46年の歴史があるこの温泉は、源泉掛け流し100%の湯。中の写真は撮ってないのですが、昭和の香りが漂う旅館でしたね。男湯の暖簾の向こう側なので問題ないとはいえ、おじさんがそこらで全裸で寝ているくらいには寛げる湯でした。

ここで初めてタイマーを止め、40分間の休憩。

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ここまで42.95km、8時間17分08秒(11分34秒/km)。スタートを苫小牧市役所あたりに設定したら、ちょうどフルマラソン1回分くらいの距離ですね。この距離を2時間ちょっとで走るトップランナーの人たち、恐ろしすぎない???

休憩時間は53分。靴を脱いで裸足になってみると、既に足には水膨れができはじめ、全体的に摩擦で赤くなりヒリヒリしていました。ただ筋肉の疲労はほぼ取れたので、痛みにだけ耐えながら先へ進んでいきます。この時点でまだ35km残しています

 

これは帰宅後に分かったことですが、靴下ってずっと履き続けてるとプレス機にかけられたみたいに繊維の質が変わっちゃうんですね。糸で編んで作っているとは思えない、紙のような触感になっていましたね。

 

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09:45(出発から9時間33分): 虎杖浜

虎杖浜地区といってもかなり広いみたいで、温泉を出てからさらに30分ほど歩いてようやく駅に辿り着きました。

虎杖浜といえばタラコが有名な港町でもありますね(北菓楼の北海道開拓おかき・白老虎杖浜たらこ味がめっちゃ美味しいのでオススメ)。近くの海鮮丼の店には朝から長蛇の列ができていました。そう、もう朝10時前。一般の人もたくさん出歩くような時間になったのです……

 

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09:51(出発から9時間39分): 虎杖浜郵便局

町内最初の郵便局(社台)を撮影してから休憩込みで6時間。ついに白老町内にある6つの郵便局を徒歩で制覇することができました!!!

これで、徒歩で全郵便局に到達したのは札幌市・古平町に次いで3自治体目となります!

 

道内では比較的本数の多い室蘭本線が通る社台駅の前に最初の郵便局があり、そこからひたすら西へ歩き続ければ制覇でき、ゴールであるこの郵便局も虎杖浜駅から数分の距離なので、自治体内全郵便局徒歩チャレンジの中では比較的初心者向けのコースなのではないでしょうか???

 

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ところで、虎杖浜を歩いていてとても気になったのがバス停に書かれている「杖」の文字。

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このような字体になってるんですよね(これは固有名詞などに使われる異体字を集めたサイト「グリフウィキ」ufa94 (杖) - GlyphWikiからの引用です)。1つだけではなくて徹底されていたのでPCが普及するまではこちらが正しかったのでしょうかね?

 

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治安が悪い街では絶対にできない方法でやっている天日干しを超えると山道へ。頂点にカントリーサインがあるのかなと思ったらまだ現れず。見逃したかなとか思いながら歩いていると、大きな観覧車が見えてきました。

 

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10:26(出発から10時間14分): 登別市突入!

休憩を除いた実働時間は9時間21分

ここまで48.40km(11分35秒/km)。30km地点から1kmあたり5秒ペースが落ちましたが、許容範囲でしょう。まだまだいいペースです!

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先ほど見えていた観覧車は登別マリンパークニクスのものでした。登別市は道内有数の観光都市。そのほとんどがこの登別地区から山を登ったところに集中しています。流石にこちらには寄れません……


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登別市カントリーサインやマンホールには鬼が。登別温泉の代名詞でもある「地獄谷」のイメージからその象徴として鬼が至る所にいるそうです。

でも汚水マンホールに、鬼が温泉に浸かる絵が書いてあるとなんかとても不衛生な湯に見えてしまいますね。


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10:37(出発から10時間25分): 登別駅

登別市の主要駅の1つで、特急北斗が停車する市内唯一の駅。この1年を除けばかなりの外国人観光客がこの地を訪れていたため、駅の周りはかなり外国語に溢れているなという印象でした。

 

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例えばこれとか、日本語の表記無いんですよね。まあ日本人なら常識としてわかるレベルの話ですし、時刻表も停留所も数字と固有名詞なので読めますけどね。

 

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クマ牧場の看板息子(?)と記念撮影。これでも北海道のクマの中ではむしろ小さいくらいじゃないかなと思っています。

 

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ところで、駅前には思いっきり隣町を宣伝する看板が。マジレスすると周遊効果を狙ってるんでしょうけど、登別って超有名観光地なのにプライドのカケラもないこの感じが面白かったです。

 

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登別駅を越えてしばらく歩いた先で50km達成。タイムは9時間42分(11分38秒/km)。登別駅の周辺で写真を撮って回っていたのと、セコマでの補給があったため大きくペースが落ちました。とはいえまだまだあみちゃんペースを維持しながら歩けています。

 

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登別の市街を抜けると道が一気に険しくなります。本当は富浦の集落を歩きたかったのですが、登別と富浦を結ぶ「蘭法華(らんぽっけ)トンネル」が老朽化のためもう2年ほど通行止めとなっており、ひたすら道路の端っこを車に怯えながら歩いていくことになりました(この道は歩行者通行禁止とはなっておらず、また歩道や十分な路側帯が無いため右側通行が道路交通法的にも正解です)。下を走る線路ですが、今日北斗もすずらんも運休なのか? というほど見ず(白老で1本だけ見ました)、8割以上が貨物列車だったように思います。

 

ところで富浦の集落は、現在東(登別)からのアクセスが断絶しており、外に通じる道は西(幌別)側に2本あるだけ。陸の孤島に近い状態に感じますね。

 

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山道とちょっとした集落を歩くこと1時間。ついに時計が12:00、午後になりました。

ここまで歩いた距離は午前だけで56.2kmでしたiPhone標準搭載の万歩計は常時計測するため、この中には計測開始前の移動なども含まれます)。なんと既に苫小牧の日に次ぐ暫定2位の歩行距離を叩き出しています。ただ、まだ24km残っています。

 

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12:11(出発から11時間59分): 幌別地区へ

しばらく平原を歩き、カーブを越えると久しぶりに海が見えてきました。そしてここから幌別地区。登別市の真の中心市街地です。どうやら丸半日歩いたらしい。もうすぐ駅かなと思ったら、想像以上にこの海沿いの区間が長いこと。


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13:00(出発から12時間48分): 登別市役所

13:07(出発から12時間55分): 幌別

50kmを超えてから急速に足への負担が大きくなってきました。幌別駅南側のツルハドラッグと、幌別駅前にあるベンチでそれぞれ10分程度の休憩。筋肉的な部分は平気なんですが、両足の中指の付け根あたりに水膨れができていて、歩むたびに液体窒素で焼かれているような激痛が走る状態になっていました。

 

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話は変わって、幌別地区は登別市で最も大きな街。知名度では圧倒的に登別地区ですし、特急北斗が止まるのも登別駅ですが、市役所の最寄りであり市内で最も利用客が多い駅はこちらの幌別駅。苫小牧の市街を出た時はまだ深夜2時とかで「街並み」を体感する余地はほぼ無かったので、この旅で「市の中心部」といえる大きな街並みに出会うのはこれが初めて。比較的大きく感じた白老が軽く霞むレベルの都会でした。

 

そこまで休憩場所でもないようなそこらのベンチで20分以上タイムを止めて休憩してしまったので、ここから先は勢いを止めずに頑張ります。

 

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つぶグミを購入。これで勝つる!

 

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幌別の市街を越えた先で見たものたち。どうやら廃校のような建築物、ラブホテルの真横に建つマンション、ついに見えた「室蘭」の地名(登別室蘭IC)、そして小綺麗な総合体育館。この間しばらく、右手には自衛隊の駐屯地が広がっていたわけですが、個人的にあれは撮っちゃいけないものだと思っているので撮りませんでした。

 

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14:19(出発から14時間07分): イオン登別店

総合体育館のあたりがざっくりと幌別地区の南端。ここから急に郊外感が出てきます。幌別駅から次の鷲別駅までの間は、市街化が進んでいる割に7.7kmにわたって駅が無く(苫小牧〜室蘭間では最長)、その中間あたりにマイカー向けのクソデカ駐車場を構えるイオンが立地しているのは、前回の旅のウトナイ湖苫小牧駅を思い出しますね(苫小牧に関しては、隣の沼ノ端までずっと市街地なのに駅間が8.8kmある)

 

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14:59(出発から14時間47分): コープさっぽろ しがイースト店

鷲別(そして東室蘭)の中心市街に近づくにつれ、徐々に駐車場が狭くなり住宅の密度も上がってきたような感じがします。航空写真を見る限りでは1970年代後半以降に造成された住宅街のようで、海沿いを貫きトラックが走る国道36号と、スーパーや飲食店など庶民生活に根ざした店舗が並ぶ内陸側の幹線道路とが並走している構図は、苫小牧市の西側(真夜中に歩いてきたあたり)と似ている感じがしました。苫小牧は人口約17万人で道内第4の都市ですから、それと街並みが似るというのは中々栄えている証拠と言えそうですね登別市伊達市室蘭市への通勤者が多く、1つの都市として考えると苫小牧市とほぼ同規模になる)

 

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15:00(出発から14時間48分): 室蘭市突入!

15:03(出発から14時間51分): 鷲別駅

休憩を除いた実働時間は13時間31分

ここまで68.23km(11分53秒/km)。

幌別駅を越えた辺りから、足の裏の痛みが激化し、大幅にペースダウン。あみちゃんの通過タイムが13時間39分なので、一時期20分あったリードが8分差まで詰められてきました。かなり危機感を覚えていますが、まだゴールまで10km残っており、ペースを上げる気力も湧かないような状態でしたね。

 

鷲別駅は登別市室蘭市に敷地が跨っていて、住所は登別市。また、駅名の由来になっている鷲別地区も登別市の一角(駅の南側)です。今回のように駅の北側からアプローチすると、こうして一度室蘭市に入ることになるんですね。

 

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駅前にはプラモデル屋が。決して大きくはないですが、それなりに地元のオタクからは愛されている様子。なんとなく南平岸が思い浮かびますね。

 

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鷲別と東室蘭は完全に都市が連続しているので、ひたすら住宅街を歩いていきます。とはいえ家具屋の残骸が残っているなど、人口減少の影響も所々に感じられました。

ここで70kmの大台に。通過タイムは13時間55分(11分56秒/km)。あみちゃんとはもう5分差。

 

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ここで線路の反対側に向かうために跨線橋を渡ります。疲れた身体にはしんどいのでは? と思うかもしれませんが、階段はかかとを上手く使うことで水膨れに圧をかけずに昇降することができるため、意外と歩きやすかったりします。結局しんどいのは筋肉痛よりも水膨れなのです。

 

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15:34(出発から15時間22分): 東室蘭駅

休憩を除くと14時間ほど歩いて、ようやく特急北斗の1駅分を歩きました。特急すげえよ。いわんや新幹線をや

室蘭市中心市街は絵鞆(えとも)半島の先端にあり、経由地としては遠回りになることから、函館に向かう鉄路はここで室蘭方面の支線を分岐させます。そのため玄関口としてこの辺りもかなり栄えています。元々は室蘭駅が本線だったみたいな話とか、ここも工業地帯だから栄えてるのはそれはそうみたいな話は長くなるので以下略

幌別〜鷲別の7.7kmが嘘だったかのように、ここからは2km刻みくらいで駅が登場します。こうしてランドマークがあった方が、進んでる実感が湧くからモチベーションの維持に繋がるんですよね。

 

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15:51(出発から15時間39分): あみちゃんの追撃

東室蘭駅を越え、郊外型ショッピングセンターの立ち並ぶ弥生地区を歩いていると、ついに恐ろしい瞬間が訪れてしまいました。

71.94km地点にて、ついにあみちゃんが追いついてきました。たった10km程度で20分差を埋めてくる恐ろしい追撃能力。まあこちらのペースダウンが原因ですが。ただ、ゴールまではあと6km。最後の力を振り絞ってなんとかあみちゃんに食らいついていきます。

 

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16:07(出発から15時間55分): 輪西

支線最初の駅は輪西駅。あの日本製鉄の室蘭製鉄所の最寄駅で、「鐵の街」室蘭を象徴する地区の1つですね。JR貨物の施設(移転前の東室蘭貨物駅に由来)もこの駅の裏。

ところで、1枚目の写真はあたかも駅を出て正面に広がっていそうな光景ですが、そんなことはなく、ここから300mくらい歩いたところにぽつんと駅舎が建っていました。

 

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16:26(出発から16時間14分): 記録更新

これまでの限界徒歩の最長記録は、前に記事にした札幌〜苫小牧の徒歩で74.7kmだったのですが、ゴールも近づいてきた輪西駅〜御崎駅間のこの場所で、ついにその大記録を塗り替えることに成功しました!!!!! しかもその時は18時間以上かかっていたため、休憩込みでも16時間と少しという今回の記録は、当時よりも約2時間速いというかなりのハイペースで達成できたことになります。いやあ成長したなぁ。

 

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16:30(出発から16時間18分): 御崎駅

輪西駅を出ると、航空写真からも視認できるサッカーボール型のガスタンクを横目に、地形のために大きく迂回する区間に入ります。Googleマップくんは当たり前のようにここを貫く国道36号線を歩かせようと提案してきますが、普通に自動車専用道路だから、やめようね!!!!!

 

わずか20分と少しで次の駅へ。まるで都内の私鉄のような駅間距離になっています。御崎駅は、昔は南に隣接する日本製鋼所への貨物線が接続しており貨物の取り扱いで大いに栄えたそうですが、今は無人駅。航空写真だと使われなくなった貨物線の後がそこかしこに残っていて、往年を思い起こさせます。

 

この辺りからゴールがだんだん現実味を帯びてきて、一度は諦めかけたあみちゃんへの闘志が再燃してきます。残り3kmで1分半の差なら、11分30秒/kmペースをなんとか取り戻せれば追いつけるだろうという算段です。ゆっくり街を見て回りたい欲はそれはありましたが、「早歩きしようがゆっくり歩こうが足の裏の激痛は変わらない、なら早くゴールした方が辛くない」という事実に気がついてしまってからはもう立ち止まる余裕が無くなってましたね。止まってからの歩き出しが一番痛むので。11分/kmを切るようなハイペースも叩き出しながら歩き続けました。

 

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16:51(出発から16時間39分): 母恋駅

室蘭駅の1つ手前までやってきました。「母恋」という中々変わった字面の効果で、母の日には験担ぎの特別入場券が売り出されるんだとか。ホッキガイの中にご飯を詰めた駅弁が売っているらしいのですが、体力的にも電池的にもゆっくりしている余裕が無かったので探索はできませんでした(というかその事実、これを書いてて知った)

 

そして…………!

 

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17:08(出発から16時間56分): 【ゴール】室蘭駅

成し遂げました!!!

2020年7月5日、そして2021年4月24日。これにて札幌の自宅から室蘭駅までの約150km徒歩で結ばれました!!!

 

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【記録再掲】

距離: 78.51km

時間(休憩除く): 15時間40分12秒(11分58秒/km)

時間(休憩含む): 16時間55分42秒

 

最終的にあみちゃん(15時間42分07秒)に1分55秒差をつけての辛勝となりました。幌別あたりからの追い上げが本当にきつかったです。はい。

 

ところで、道中では菓子パンといくつかのグミを頬張った程度だったのでお腹が空いてきました。

 

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なんと、室蘭駅前に寿司屋があるではありませんか。

 

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勝利を記念して美味しく頂いてまいりました。札幌で有名なトリトンや花まるより一回りくらい安く、でもネタは大きく美味しいお店でした。

 

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チェーン店なので観光で訪れてわざわざ行くところでもないのかもしれませんが、見かけたら是非立ち寄ることをオススメできる店です。

 

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18:30 : 道南バス 高速白鳥号

寿司を食べ終わるとちょうどいい時間になったので、特急には乗らずにバスで帰ることにしました。

 

ちなみに、特急すずらんに乗ると室蘭→札幌は4,690円するのですが、バスなら2,300円。完全に普通列車だけで移動しても2,860円で、しかも道中で何度も乗り換えや長時間停車があることを考えればかなりお得だと思います。

 

参考までに、JRの運賃(乗車券2,860円 + 特急自由席1,830円)は札幌→旭川と同額。相当遠くまで来たことがよく分かりますね。

 

まとめ

最後に、iPhoneの万歩計の方の記録も見てみましょう。こちらには、室蘭駅に着いてから家に着くまでの移動距離なども含まれています。

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距離: 80.5km

歩数: 105,381歩

距離は自己ベストを5.8km塗り替える記録となりましたが、特に序盤で足取りが軽やかで歩幅も広かったことが原因で歩数は自己ベスト(111,291歩)を塗り替えることができませんでした。

 

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ちなみに、歩いてきた距離(横軸)とあみちゃんとのタイム差(縦軸)をグラフにするとこの通り。序盤に2回ある急激なペースダウンは、アプリの移動距離計測漏れに起因する(時間だけが経過し距離が据え置かれたため、遅くなったように見える)ものなので、40km地点まではずっとあみちゃんとの差を広げていくハイペースを維持できていたことがわかります。ただ、幌別駅での休憩があった60km地点あたりから、こちらのペースダウンによってあみちゃんが一気に差を縮めてきているのがわかります。限界徒歩をやってみるとわかるのですが、ペースが落ちる時って本当に急なんですよね。とはいえ、最後の3kmで力を振り絞りなんとか勝つことができました。そんな熱戦が伝わってくるグラフですね!

 

結論

疲れた!w

 

以上です。きっとこいつは懲りずにまたやらかすでしょう。お楽しみに。(でももう写真撮る容量が今のスマホには無いんだよな)

 

つぶグミはいいぞ。( @kirsch2293 )